カテゴリー「燻製ベーコン」の記事

2007年2月15日 (木)

燻製ベーコン ②

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いつの間にか、わが「燻製ベーコン・ファン」が増えて、というよりこちらから送ったのがきっかけで、ファンになってくれた友人・知人がたくさん?います。

月に2度も3度も手がけるわけにもいかず、期待してもらっても年に1度も送れないこともあります。

香りや味を、自分では「これだ」と思っているのですが、中には燻製が口に合わず、ありがた迷惑の人もいるに違いないので、その人の普段の嗜好からイメージして、送る時には多少の気を使っています。

(燻製工場はベランダにあるため、わが家の奥方は煙により洗濯物が燻されて以来、全くわがベーコンを食しません。)

「めちゃめちゃ好き!」という大ファンの方がいたり、早く食べてしまうのがもったいといって、たった500gたらずのベーコンを冷凍保存で2ヶ月以上にわたって料理に使ってくれているというファンもします。

「ウチの娘は市販のベーコンだと食べないんです」

そういった声を聞くと、作る側のやる気が刺激されて、待っていそうな人の顔が浮かんで、仕込みを始めるわけです。

何人かの方が「作ってみたいけど、とても手間がかかりそうなので・・・」といわれ、チャレンジの知らせをいただくことはありませんでした。

昨年末、DACの一年先輩で九州にお住まいのUさんから、奥さまが燻製に興味を持たれて、ベーコン作りにチャレンジされるとメールをいただきました。

それではと、たまたまと手元にあった2、300gのものを送り、「こんな味のものです」と参考にしていただきました。燻製ボックスも購入され、出来上がりの写真を送っていただきました。

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       色といい、ツヤといい立派な仕上がりです

☆この「ブログを見て燻製にチャレンジしてみたくなりました」、と2001年の「Odyssey隊」の女子メンバーで、土佐市に住むOちゃんから年賀状をもらいました。

数年前に一度食べた時の香りを覚えているようです。

それならばと最新作を送ったところ、

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「まだチャレンジしてないけど、ベーコン&オニオンブレッドを焼きました」 

「市販のベーコンとは風味がまるで違ってホントに美味しい」

と写真を送ってくれました。

挑戦を期待しています。 

 

もの忘れや忘れ物はつらいのですが、こういった話は実にうれしいものです。                                                                                                                                                                

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2006年3月31日 (金)

燻製ベーコン ①

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  ☆ 燻製ベーコンの作り方 ★

「薫製・燻製=塩漬けした魚・肉などを煙でいぶし、乾燥させた食品。独特の香気がある。防腐性があり保存食に適している」

「ベーコン=豚の背・腹の肉を塩漬けし、薫製にしたもの。湯煮のみのボイルドベーコンもある」    (日本語大辞典=講談社より)

「ベーコン=豚のわき腹肉を整形、塩漬(えんせき)し、燻煙を行ったもの。また、塩漬、燻煙のみを行い、加熱処理をしないベーコン状の製品を総称していうこともある。ハムとの違いは、塩漬法が乾塩法を多く用いること、湯煮をしないことである。

日本農林規格においては、ベーコン、ロースベーコン・・・中略・・・について定義および品質規格が次のように定められている。①ベーコン:豚ばら肉を整形、塩漬し、燻煙したもの、水分25.0%以上45.0%以下。② 以下 略(調理用語辞典=全国調理師養成施設協会編より)

《作り方》

   温燻ベーコンの作り方。

出来上がるまでに一週間を要します。

★第1日目

ステップⅠ  肉を用意する

豚ばらのブロック肉を用意します。肉屋さんの肉、スーパーのパック、デパ地下の肉、どれでも構いません。慣れてくると違いがわかってきます。

注文を聞いてくれるなら、500gくらいにカットしてもらうのが適当で、最大1㎏でしょうか。

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   余分(目障り)な小片などは、思い切って切り取りましょう。脂はこのくらいあった方が美味いと思います。

ステップⅡ  調味料とスパイスを用意します。

肉1㎏に対して   塩(天然塩などが望ましい)35g~40g、三温糖10g、コショウ10g、オールスパイス・ナツメグ・シナモンを少々ずつ好みで混ぜ合わせます。

ステップⅢ  肉の味付け

(手を清潔にして)消毒したマナ板(ラップでくるむとなにかと好都合)などに肉を乗せ、「調味料とスパイス」をすり込みます。

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             両面・左右・くぼみなどにも丁寧に均等にすり込みます。

ステップⅣ 肉をラップでしかっかり包むかポリ袋に入れて、冷蔵庫で1週間寝かせます。

★第2日目~6、7日目までは、2枚重ねした肉の上下を、毎日入れ替えます(忘れても気にすることはありません)。

肉によっては水分が出ることがありますので、包装・袋入れに注意しましょう。

ステップⅤ  6 or 7日目に塩抜きをします。

取り出した肉の表面に付いたスパイスを水で洗い流しますが、コショウなどの付着はあまり気にしないでいいでしょう。

出来るだけゆとりのある器(鍋など)で行います。流水の場合は水が直接に肉に当らないようにし(そこだけ味が薄くなってしまう)、ため水の場合は適宜水の入れ替えを行います。

流水の場合、30分が目安です(にしています)。端を切って炒めて味見をしますが、ちょっと濃い程度がいいのではと思います。

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ステップⅥ  乾燥①

塩抜きした肉を、キッチンペーパーなどを使って水気を拭き取ります。燻製ボックスの中で吊るすためのタコ糸を通したり、肉が伸びないように縦にも結びます。それを、新しいキッチンペーパーで包み、ポリ袋などに入れて密閉せずに冷蔵庫で一晩寝かせて乾燥させます。

 

★7日目

ステップⅦ  乾燥②

翌朝(外気の冷たい11~4月くらいの)、冷蔵庫から肉を出し、外気にさらして3、4時間ベランダ工場などで乾燥させます。

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  モノ好きな小鳥がつっつきに来るかもしれません。

ステップⅧ  乾燥③

乾燥して「締まった肉」を燻製工場(ボックス)へ入れ、60℃くらいで約2時間加熱乾燥をします。

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ステップⅨ  仕上げの燻煙

チップまたはスモークウッドなどの燻煙材を使い、65℃くらいで4時間ほど(最低でも3時間)燻煙すると出来上がり!

           しばらく冷ましてから、冷蔵庫に一晩寝かして完成です。

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                    見てください、この色とツヤ

〔燻製について〕

燻製の素材はいろいろで、タン・リブ・鳥肉(鶏・カモ)魚貝類・たまご・チーズなど・・・。わたしの燻製歴は10年を超えますが、釣ったイワナがきっかけで、小さいボックスを購入して始めました。

入門書を何冊も買い、読み漁っていろいろな素材を用いてみましたが、行き着いたのはベーコンでした。

そのベーコンにもスパイスの種類や調味料の量、乾燥方法、塩漬法、燻煙時間などにそれぞれのお方の個性や思い込みがあって、受ける側では試行錯誤を繰り返し、思うような味にならなくて、一時期は休止したこともありました。

結局、「ベーコンって単純なもんじゃなかろうか」と考え、単純なレシピを試してみることにしました。

一番単純なのは塩と胡椒ですが、砂糖は欠かせないものという認識があって、「これかも」というレシピに出会ったのが、「北の大地のくんせい工房(http://www.ne.jp/asahi/hokkaido/kunsei/)」でした。基本的には「北の・・・」さんを大いに参考にさせていただきました。

住居や諸環境・気候の違いがあるので、自分なりの工夫をしています。

「外気乾燥」が必要かわかりませんが、外気温の低い時期に外で乾燥させると、肉が引き締まって「準備完了!」という感じがするのです。

ずっとやっていて止めたことがあります。それは、調味料などのすり込みの際に、フォークを刺す(浸透促進のため)というのを「そうするものか」といった感じで行っていましたが、一週間も塩漬けにするには不必要と思い、今は行っていません、結構面倒な作業でありました。

塩抜きは流水(チョロチョロ)で30分ということにしました。肉によって違うようですが、味の変化も許容範囲と思っています。

温度管理も家内工場では、機器に頼れないので監視が必要です。半日燻製と付き合う気持ちのゆとりが必要かもしれません。

いろいろな素材にチャレンジしましたが、思うような味に出会えず、未熟さを棚に上げて「売ってるものの方が美味い」と思ったりして止めてしまいました。

ベーコンだけは「これだ!」と思い、続けています。

時間と手間はかかりますが、今では何人かのファンがいて、その方々が喜んでくれる顔を想像すると、厭わずに作ってしまいます。しかし、衛生面を考慮して11月から4月くらいに限定しています。

手作りベーコンの特徴は、香りと脂の味にあります、興味があればチャレンジしてみてください。脂を捨てる調理法はお勧めできません。

不明な点があればメールをください。

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            調理師学校時代の文化祭に出品した作品?です。

          

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